How to

伝統産業における職人になるには。
それは、長きに渡って守られてきた
伝統と技術を引き継ぐことから始まります。
その方法は一つではありませんが、
取材で実際に職人の道に進まれた先輩職人の声をもとに
「こうすると良いよ!」「これはやめておいた方が...」
といったことをお伝えし、
少しでもお役に立てるような情報を発信できればと思います。

SECTION1

世襲制からの志願制へ

これまで職人の世界では、世襲制といって職人の家に生まれた者が親の跡を継いで職人となる形が一般的でした。しかし、それが今では変わってきて、自ら弟子入りを志願する、もしくは学校等で学んで職人を目指す人が増えています。 安定(比較的)した会社組織を離れ、フリーランスとして働くことが当たり前となってきた現代の日本において、これは自然の流れであると感じます。しかし、ブラック企業だ何だと言われている昨今において、厳しい世界であることには違いありません。その世界で一生食べていく覚悟があるか、最後はそこに尽きると思います。

SECTION2

職人への道は一つではない!

職人の世界に限りませんが、その道を極めるための確実なレールを敷いてくれる、そんな親切な人や場所はありません。土地に根付いた技術を学ぶ必要があるので、移住する必要も発生するかもしれません。(養成期間として、自治体などが一部金銭面を補助をしてくれる場合もあるようです)そんな中、少しでも早く一人前の職人として生計を立てて生活していくことができるようになるためにはどうすれば良いのでしょうか?
以下にいくつかの方法をご紹介します。数ある方向性から自分にあった道を複合的に選択し、行動していくことが将来の自分を構成する大事なファクターになるのではないでしょうか。

  • CASE 01

    弟子入りする

  • CASE 02

    学校で学ぶ

  • CASE 03

    就職する

  • CASE 04

    独学で勉強する

SECTION3

ものを作る技術+α

職人を目指す人の多くは、将来的に個人で独立することを考えているかと思います。独立して個人事業主としてやっていくためには、ものを作るために必要な資材を仕入れ、出来上がったものを販売するルートを開拓していくことが重要になってきます。個人でもの作りをしていくためには、多くの時間をもの作り以外のことに割く必要があるのです。
会社員ならばやらなくても良い経理のことや、営業活動、備品管理まで全てを本来の仕事と並行してやっていかなければなりません。

個人事業の始め方

また、最初から一流の技術を身につけ、それだけで食べていける人なんてそうそういません。実力をつけながら生活をしていくためには自身の技術の段階によって、それを発散させる場が必要になります。技術は未熟でも企画力や独特な発想に価値を見出してくれるお客さまがいるかもしれないのです。そのためには、SNSやHPを利用し、自分を発信していくことも大切になってくるでしょう。

RULES of SUCCESS -セルフブランディングで高い価値の自分を作り上げる方法-

『伝統は革新の連続である』これは羊羹の老舗「虎屋」社長、黒川氏の言葉ですが、
伝統を守り続ける一方で時代の流れを的確に読みとり、
変化する部分も必要ということだそうです。
自身の強みとなる部分を見つけ、
今自分がいる場所を認識することで、
職人として更なる高みを目指せるという
ヒントとなる言葉かもしれません。

SECTION4

自分の心の声を大切にしよう

先にも述べましたが、職人の労働環境は特殊な部分も多々あり、非常に厳しいものでしょう。それでもその道で生きていくという覚悟と、死ぬほどに好きという気持ちがあれば労働環境なんて関係なくなってしまう。そんな業界のようです。時勢の流れからみても、一般企業の終身雇用制度は崩壊し以前ほどの価値はなくなっています。そんな中、希少性の高い技術を身につけ、自分にしかできない唯一無二の仕事で生きていきたいと考える人にとって、職人の世界は魅力に溢れています。職人の世界に飛び込もうかどうかと悩んでいる方は、今一度自分の心の声に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。

back to top
他の職人への道を見る